今回は、わたしと家族のウエディングエピソード、3つ目の作品をご紹介いたします。
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私が就職したての春、私たち家族に突き付けられたあまりに突然の出来事。
元気だけが取り柄だった私に担当医から淡々と告げられたのは「白血病」という
絶望的な言葉でした。
途端に死を覚悟したのを今でも鮮明に覚えています。
仕事を辞めて、ずっと私のそばにいると言ったお父さん。
往復５時間の距離を幾度となく行き来し、毎日隣で支えてくれたお母さん。
俺の骨髄なんていくらでもやるから！と言ってくれたお兄ちゃん。
休みの度に会いにきては元気づけてくれたお姉ちゃん。
思えばあの一瞬一言で私たち家族の生活はガラリと変わり
めまぐるしく半年の闘病期間がすぎましたね。
死を覚悟し、仕事する事、遊ぶ事、恋愛する事、全てを諦めた20歳の春。
そんな私も皆に支えられ入院していた事すら嘘のような現在。隣には
｢よく頑張ったな。生きてくれてありがとう｣と受け止めてくれる彼がいます。
何で私が｡｡｡と思い病室で泣いた事もありました。
でも今、とても幸せ。病気になって気づいた事、得たものはかけがえない宝となり
今の私の生きる糧となってます。
きっと私には必要な期間だったのだと。
皆に支えられてある今、この命、幸せ。大事に大事にします。
ありがとう。私、とても幸せです！！！！
（福岡県 A.K様）
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遠く福岡から応募してくださったA.K様、ありがとうございました。