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《わたしと家族のウエディングエピソード》最終回


今回は、わたしと家族のウエディングエピソード、最後の作品をご紹介いたします。

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結婚式で一つだけ悔いが残っていることがある。

母への手紙だ。

結婚式では大定番。お涙ちょうだいの名シーン。

それを私はやらなかったのだ。

若かったのと結婚しても家が割と近い為しょっちゅう会うことを考えると
恥ずかしくて仕方なかったのだ。

21で結婚して家を出た私は
「できちゃった婚でもないのになんでそんなに早く?」
「スピード離婚しそう」などと言われることもあった。

自分でも今思うとよくあんな簡単に決断したなと思うが
一言で言うと単に若かったのだ。

好きだから一緒にいたい。ただそれだけだ。

だから結婚してからの理想と現実の違いには随分やられたものだ...

家を出る日に母が一言だけ私に言ってくれた言葉がある。

「どんなに腹が立っても文句は次の日に言いなさい」

その言葉を守って来月八年目の結婚記念日を迎える。

今なら言える感謝の言葉を結婚式に渡せなかった母への手紙として
素直に届けたい。

お母さん、いつも迷ったときは導いて、疲れたときは癒やし、
間違ったときは叱ってくれるそんなあなたがいてくれるからこその
私達の結婚生活でした。
これからはわたしがあなたを支えていきたい。
旦那と一緒に。

宝くじに当たるより大金持ちに産まれるよりあなたの子供として
生まれて来れたことが幸せだと感じています。

あなたの教えてくれた全てを子供たちに
今度は私が教えていく番ですね。

本当にありがとう。
今までの全ての恩を返し終わるまで長生きしてくださいね!

(神奈川県 M.N様)
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お母様から贈られた言葉と、それを守り続けてきたM.N様の想いが
とても深く印象に残ります。M.N様ありがとうございました。


これまで4週にわたりご紹介してきた、わたしと家族のウエディングエピソードも
ついに最終回を迎えました。
この企画を通して、花嫁様お一人おひとりの想いを受けとることができたことを
とても幸せに思います。

結婚式はゴールではなく、新たなスタート。
そんな素晴らしい日に、ご新郎ご新婦様が最高のスタートを切れるよう
精一杯のお手伝いをさせていただく、という気持ちでマ・シェリスタッフは
これからもお客様をお迎えいたします。


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